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『筑波魂の”奪還”』
雲ひとつない空の下、筑波のキックオフで試合が始まった。
筑波は武蔵工大のファーストシリーズをパントに追い込むと、
ワンバックからのスィープやパス、
スィープフェイクのQBキープなどでテンポ良く前進する。
そして敵陣43ヤードからQB土屋がWR梅沢へ
TDパスを通し鮮やかに先制した。
直後のキックオフで、筑波は武蔵工大にビッグリターンを許してしまう。
筑波守備陣は自陣32ヤードから始まった武蔵工大オフェンスを
止められず、7−7の同点とされる。
その後、筑波守備陣は2.5列目に入った山本を中心に、
激しいディフェンスで武蔵工大の前進を阻む。
攻撃陣も良いリズムで攻め続け、2回FGを試みるが、
どちらも失敗し再びリードを奪うとこができない。
逆に2Qの終盤、パントのミスから武蔵工大に2本のTDを奪われ、
7−21で前半が終了する。
3Qに入り、筑波は思いきりの良い守備と力強い攻撃で主導権を握るが、
相手エンドゾーンは遠い。
パントフォーメーションからのスペシャルプレーで、
ボールをもったUBが相手エンドゾーンに走りこむが、
反則を取られ無効になるなど、点差を縮めることができない。
4Qに入ってすぐ、武蔵工大のミスパントから筑波は
敵陣24ヤードで攻撃権を得る。
このチャンスにQB土屋が24ヤードを走りきりTD。
14−21と1本差に迫る。
試合時間残り約4分で、筑波は自陣38ヤードで攻撃権を得る。
そこからQB土屋のランやRB広瀬のスィープなどで
相手エンドゾーンまで6ヤードと迫り、
最後はQB土屋からWR菅野へのTDパスが決まり
20−21と1点差まで追い上げる。
続くTFPではプレーを選択。
One-BackのRBに入った村上が左のスィープと見せかけ、
エンドゾーン右隅に走りこんだQB土屋へ投げたパスが決まり、
試合時間残り2分で22−21と逆転に成功した。
最後まであきらめない武蔵工大のオフェンスに対し、
筑波ディフェンスは主将山本とLB鶴岡の
2連続QBサックで攻撃を断ち切り、
最終戦を大逆転の勝利で飾った。