From OB


伊藤高(2列目左端)

伊藤 高

 

14期(1988年入学)

 

学生時代の学群 体育専門学群

 

現役時代のポジション G(#64)

 

出身高校 兵庫県立長田高校

 
居住地 千葉県柏市


Excalibursでの思い出  

 

・4年次は選手兼トレーナーで、練習中の対応はもちろん試合時はテープ巻きでアップ参加はいつも最後でした。

・5年生で選手登録したのはエキスキャリバーズ史上初めてかもしれません。

1期下の担当者から真面目に申請していただき、当時の選手名鑑にも5年生で登録されていました。学年”5”は医科歯科リーグに数人くらいしか載ってなかったはず。

 ・4年生のとき、1部で3位の成績を残したこと。

 

 

 

印象的な試合①  (vs慶應大学戦 20-0)

 

 4年生のシーズンの初戦。優勝候補と言われていた慶応大学との初戦。初めての人工芝での試合でもあり、その準備として千葉マリンスタジアムと同じアストロターフを使っていた西武ライオンズ球場を借りた練習も実施。

 慶応オフェンスは大きくて強いラインと大型TBが中心となってスプリントアウトからの変化(ドロー、スクリーン、SEへのパス)で試合を組み立る。
 ディフェンスは4-4からブリッツを多用する攻撃的な守り。

■筑波オフェンス
【ゾーンブロックとノーハドルオフェンスの導入】
 シーズンを通してゾーンブロックを導入。従来の対面勝負だけではMLBの動きを止められないことが多かったため、他校のプレーを参考に、筑波のランプレーに対応したものに作り上げた。なかなか想定通りの結果が出なかったこと、当時の成塚コーチに「押せてない!体を入れているだけや!(怒)」と言われながらもあきらめずに練習を続けたことなど今でも思い出される。
 加えて慶応戦は4-4のブリッツ対策としてノーハドルオフェンスを導入。慶応は高校からの経験者が多く、個人の能力も高いチームであったため、考える時間を与えず試合開始直後から主導権を握りたかった。導入決定後はプレーコールの理解徹底に苦心。特に夏合宿中は毎日昼休みにプレーコールのテストをやって全員が正解を出せるようになるまで必死になって完成を目指した。

■筑波ディフェンス
【スカウティングの成功とゴール前ショートの攻防】
 スカウティングとその対策がハマった見本のような試合。1プレー目のオフタックルもスカウティング通りでMLBがきれいにタックルを決め、慶応の出鼻を挫いた。その後の慶応オフェンスが得意とするオープンプレーも止めており、スカウティングとその準備の成功を確信。ファンブルリカバータッチダウンで先制点を取るなど、最後まで慶応に流れを持っていかれなかった。
 途中、ゴール前ショートで慶応の1stdownのシリーズも筑波ディフェンスのメットオフサイドから罰退となり、せっかく止めたプレーを無駄にしたが、結局そのプレーも含めて5回の攻撃を止めることができ、完封することができた。慶応のラインメンに当たり負けしなかったことも収穫。

■こぼれ話
【「打倒慶応」の垂れ幕と福永監督のキス】
 14期が1年生の時のリーグ戦では慶応に完封負けをしており、どうしても勝ちたいと言う思いがあったので、寮からご寄付(?)頂いたシーツに主将が書いた「打倒慶応」の垂れ幕を応援席付近に掲げていたが、協会から品位がないと注意を受け、試合前に垂れ幕を下げる一幕もあった。また試合終了後、更衣室で着替えているディフェンスリーダーを呼び出した福永監督(当時)は、彼の手の甲にキスをしたらしく、相当興奮されていたらしい。翌日の読売新聞にも監督のコメントが載っていた。

 

 

 

印象的な試合②  (vs東京大学戦 45-14)

 

 4年生のシーズンの最終戦。国立大同士の対戦で悔しい思いをさせられてきたことに加え、(確か)負けた方が入替戦出場となる試合で、夢の中でも試合をしていたことから文字通り24時間準備に準備を重ねた。91年シーズンの集大成となるパフォーマンスを発揮できた試合であったと思う。

■筑波オフェンス
【東大相手に頭脳戦】
 MLBの速さやそれまでのうちの試合運びから、オフタックルなど真ん中のプレーはある程度止められてしまうと想定し、そのスカウティングの裏をかく目的と、真ん中のプレーはいわゆる「見せ球」として、フェイクパス、スクリーンパス、ブーツレッグQBキープさらにそこからのパスで勝負するというゲームプランにした。案の定、ランフェイクにCBがつられて前に上がってしまい、レシーバーがフリーになっていた。結果、練習した通りの展開で相手に的を絞らせない試合運びができた。

■筑波ディフェンス
【後半のビッグプレー】
 とにかく東大のエースランニングバックが非常に能力の高い選手で、相当スカウティングしたにも関わらず前半は思うように止めることができなかったが、得点差があくほどの展開ではなかった。後半はうまく対応できてきたことと、要所要所でビッグプレーが飛び出し、流れを引き寄せる展開となった。結果的にインターセプト3回、ファンブルリカバー1回。ラインメンとセカンダリーがそれぞれの役割をきっちり果たすことで守りきった試合となった。

 

 

 

宮丸先生の思い出

 

 春のオープン戦では東海大学に20-0で勝利するなど順調に結果を出しつつあったが、どこか慢心しているところが目に付いたのでしょう。どこかとの試合終了後、宮丸先生から的確なご指摘をいただいた。
 「いいか、これだけは言っておく、「勝って兜の緒を締めよ!」だ。」

 

 

 

近況

 

 ソニー企業株式会社 東京・銀座にあるソニービルの管理運営

 

  (2012年5月)