伍堂 公浩(ごとう まさひろ)
32期(2006年入学)
学生時代の学群 第三学群工学基礎学類
現役時代のポジション DL(#44)
出身高校 國學院大學久我山高等学校(東京都)
居住地 つくば市
Excalibursでの思い出
(試合)
<1年時>
・最終戦一橋大学戦での勝利(@駒沢陸上競技場)
自分が初めて出場させてもらった試合で、右も左もわからない状態でしたが、チームは一部リーグで三勝目を挙げ、入れ替え戦の回避と4年生の引退も決定し、1年生ながらに昂ぶったのを覚えています。
<2年時>
・春の宇都宮大学戦での敗北(@筑波大学)
筑波大学に宇都宮大学を迎えてのつくばボウル。自分自身、DEとして初めてまともに出場した試合で(デビューは東北戦)、ディフェンスだけで40点くらいとられた記憶があります。トイメンに負けている気は全然しないのに、なぜ出されてしまうのか、前にいる私には全くわからず、ただただ走り回っていました。試合後に、普段は非常に温厚なDLコーチの小木さんが怒りを露わにしていたことを覚えています。
・駒澤大学との入れ替え戦(@AVF)
シーズン全敗で迎えた入れ替え戦は、相手のRBのインサイドプレイを止めることが出来ずに、負けてしまいました。4年生の涙は今でも忘れることが出来ません。
<3年時>
・春のICU戦での大怪我(@筑波大学)
筑波大学で行われた試合で、私は首と肩の神経を損傷してしまう怪我をしました。この怪我以来、フィールドでプレイすることはできませんでした。試合も負けて、ただただ悔しい思い出だけが残る試合です。
<4年時>
・4年時には、プレイヤーとしてグラウンドに立つことはできませんでしたが、ディフェンスリーダーとして毎試合長い時間をかけて対策を行っていたので、どの試合も印象に残っています。
その中でも、シーズン初勝利の明治学院戦、ICU戦、最終の青山学院戦が印象に残っています。基本的にICUも明治学院もランプレイが主体のチームで、如何にランを止めるかに苦心しました。
青山学院は勝てば入れ替え回避の最終戦で、全員気持ちが入っていましたが、キックオフの直後に主将の古川が脳震盪でアウトしてしまいました。ディフェンスは多種多様なブリッツを多投しましたが、勝負どころで守りきれずに敗北を喫してしまいました。結果が出せなかったことが非常に悔しい思い出として残っています。
(その他)
・4年時に毎日日付が変わるまでミーティングを繰り返し行ったこと
・体重を増やすために毎晩のように通ったランラン
・留年
・シーズンでのインフルエンザ大流行
・合宿
・新歓
・飲み会の一発芸
などなど、書ききれないほどの思い出があります。
印象的なチームメイト
同期の主将 古川周平
近況
筑波大学(大学院)数理物質科学研究科博士前期課程2年
筑波大学アメリカンフットボール部ディフェンスコーチ
来年4月から豊田通商株式会社に勤務予定
現役時代との体重差およそ16㎏
Excalibursへの思い
最近グラウンドで選手たちに触れていると、昔に比べて素直な子が増えたなという印象を受けます。私が在籍していた5~6年前は、コーチの言うことに対して少なからず反発心のようなものを持っていました。
しかし、今の選手はよく言うことを聞いてくれます。少しおとなし過ぎるかなとも思います。
現状では三部という非常に不本意な地位に甘んじていますが、グラウンドやトレーニング場では相変わらず現役生が毎日汗を流しています。練習に対する姿勢は年々変わっているように感じますし、結果だけ見るとチームがあまり良い方向に進んでないようにも見えますが、昨年引退したような後輩や3つ4つ上の先輩と会話をしても、アメフト部での辛かったことや面白かったことなど、いわば、アメフト部あるあるのような話題で大いに盛り上がることを考えると、環境そのものに変化はないのかもしれません。(2012年5月)