平成24年6月16日(土)
帝京大学八王子Gr. 13:00K.O.
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | RESULT |
筑波大学 | 0 | 0 | 15 | 7 | 22 |
帝京大学 | 0 | 6 | 6 | 7 | 19 |
Game Report
2012年春季オープン戦第4戦目の相手は、2部の帝京大学。2010年に苦杯を嘗めた相手にリベンジしたい一戦である。小雨がぱらつくなか、13:00に試合開始となった。
コイントスにより、筑波大のキックオフにより試合開始。
帝京はショットガンフォーメーションでのオフェンスを繰り広げるが、筑波ディフェンスが3プレーでパントに追い込む。
筑波オフェンスもラン・パスを織り交ぜて攻めるが、敵陣に入れずパントとなる。
このあと、お互いにファンブルやインターセプトで攻撃権を失い、無得点のまま1Qが終わる。
2Qに入っても、お互いに攻めきれずパントの蹴り合いとなる。
2Q中盤、帝京大オフェンスがリズムよく攻め、立て続けにフレッシュを獲得し、筑波大ゴール前に迫る。先制点を許すかと思われたが、筑波大ディフェンスのハードヒットにボールキャリアがファンブル、筑波大がリカバリーする。
ところが、筑波大オフェンスが次のシリーズでファンブル、帝京大にリカバリーされてしまう。さらに、次のプレーで帝京大QBがブーツレッグから、そのままキープし、先制TDを許してしまう。(TFP失敗 0-6)
無得点のまま前半を終えたくない筑波大は、#7吉岡へのパスを連続で成功させ、敵陣に攻め込む。さらにギャンブルも成功させ、帝京大ゴール前へ進む。ところが、オプションプレーでファンブル、何とかリカバリーするも、ここで2Q終了となってしまう。
3Qは帝京大のキックオフにより開始。何とか得点が欲しい筑波大であるが、再びオプションプレーでファンブル、帝京大にリカバリーされてしまう。
悪い流れになりそうなところで、筑波大ディフェンスが奮起。#79副将・大室のナイスタックルや、LB陣のプレッシャーによるQBサックでパントに追い込む。
挽回したい筑波大オフェンス、ここでオプションプレーを選択、#19神川が約40ヤードを走り切りTD。TDPも決まり、7-6と逆転に成功する。
筑波大キックオフで始まった次のシリーズで、筑波大ディフェンスはロングパス一発でTDを取られてしまう。TFPはブロックするも、再びリードを許してしまう。(7-12)
帝京大の反則で好フィールドポジションから始まった筑波大オフェンスは、RB#19のランで敵陣に攻め込むと、QB#10静谷からのパスがWR#5田中にヒット、TDを上げ再逆転。
TFPも2ポイントを狙い、ランプレーでTDを上げる。(15-12)
続く帝京大オフェンスも筑波大ディフェンスがパントに追い込み攻守交代。
4Qに入り、筑波大オフェンスはRB#19神川のロングゲインが続き、帝京大ゴール前4ヤードから最後もRB#19の神川のランでTDを獲得、TFPも成功。(22-12)
続く帝京大オフェンスシリーズは、なかなかパントに追い込めず、ずるずると後退。4thダウンギャンブルも成功され、筑波大ゴール前まで攻め込まれてしまう。ここで、QBにキープされTDを許してしまう。TFPも成功。(22-19)
残り時間も少なく、なんとか得点を上げたい筑波大オフェンス。WR#5田中へのパスが通り、ロングゲインで敵陣まで攻め込むが、結局パントへ。
帝京大オフェンスは残り時間が少ないためパスを続けて選択、次々にフレッシュを獲得する。1点も与えたくない筑波大ディフェンスだが、徐々に攻め込まれてしまう。
残り13秒、ゴール前25ヤード付近で帝京大の4Thダウンギャンブルのパスが失敗し何とか失点を防ぐ。
最後は筑波大オフェンスがニーダウンし、試合終了。(22-19)
格上の相手に勝利したことは喜ばしいことである。
しかし、一発ロングパスでTDを許してしまったり、雨天とはいえ2部を目指す上で致命的なミスとなるファンブルが3度もあるなど、課題も多い。
春季シーズンの集大成を次の千葉大学戦で見せてもらいたい。
(文責:24期一同)