VS慶應義塾大学ユニコーンズ 2012春季オープン戦

平成24年5月13日(日)

慶應義塾大学日吉陸上競技場 13:00K.O.

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q RESULT
筑波大学 7 10 0 17
慶應義塾大学  7  14 13 12 46 

 

 


Game Report

 

 

五月晴れの空の下、昨年の雪辱を晴らし、2部昇格を目指す筑波大学エクスキャリバース(以下、筑波大)の春2戦目が慶應義塾大学日吉グラウンドにて行われた。相手は、1部リーグ上位の慶応義塾大学ユニコーンズ(以下、慶応大)。

 秋シーズンへの飛躍に繋げるためにも大きな成果を得たい試合である。

 

 慶応大のキックオフにて試合開始。筑波大は30yd付近まで好リターンを見せるも、1stシリーズをターンオーバーで終える。慶応大オフェンスも動きが硬く、続く筑波大の2ndシリーズ。RB #1高橋のランでロングゲイン。敵陣G前からRB #32佐々岡のスイーププレーで先制TDを奪う。(7-0)

 

 しかし、硬さの取れた慶応大オフェンスもロングパスを成功させ、筑波G前まで迫る。筑波ディフェンスは粘り切れずに、最後は慶応大のダイブプレーで同点TDを許してしまう。(7-7)

 

 好調な筑波オフェンスは、プレーアクションパスやオプションプレーでロングゲインを奪うも慶応大のアグレッシブなディフェンスに止められ、G前までは迫れず。敵陣25ydからFGを狙い成功。再びリードを奪う。(10-7)

 

 続く慶応大オフェンスは自陣20ydから攻撃開始。パスでロングゲインを狙う慶応大QBDL#52松木が襲い掛かり、ファンブルフォースしたボールを筑波大が奪う。G1ydから筑波大の攻撃という絶好のチャンス。パワープレーでTDを奪い、慶応大を突き放す。(17-7)

 

 格下相手に負けられない慶応大は、続くキックオフリターンでビックゲイン。慶応大オフェンスは、自陣48ydから攻撃開始。筑波大ディフェンスも早いつぶしで慶応大の攻撃を封じ、4th downに追い込む。ここで慶応大はギャンブルに挑みパスを成功。筑波陣30ydからQBランなど多彩なプレーでG前まで迫る。最後は筑波ディフェンスが堪え切れずにTDパスを決められる。(17-14)

 

 再び突き放したい筑波オフェンスは、WR #27のロングゲインやQB #10静谷のランでテンポ良い攻撃を見せる。敵陣まで攻め込むも、慶応大ディフェンスがQB #10静谷をサックで仕留め、パントでターンオーバー。

 前半残り3分で攻撃権を失った筑波大は、リードしたまま後半を迎えたいところ。しかし、筑波大ディフェンスが守りきれない。慶応大オフェンスは、ロングパスやスイーププレーで筑波大ディフェンスを左右に揺さぶり、G前まで迫る。前半終了間際にフェイドパスを決められて、ついに逆転のTDを許してしまう。(17-21)

 

 筑波大のキックラッシュにて後半開始。慶応大オフェンスを押さえて、リードを奪い返したい筑波大。4th downにまで持ち込むが、オープンプレーにて再び慶応大のギャンブルを成功させてしまう。足が止まり始めた筑波大ディフェンスは、自陣28ydからロングパスを決められる。G8ydからTDパスを許し、リードが広がる。(17-27)

 

 何とか食らいつきたい筑波大オフェンスであったが、反則で15ydの罰退など波に乗れないままパントに追い込まれる。ここでパントスナップが乱れ、パンターがボールを後逸。エンドゾーンに転がったボールを慶応大が押さえてTD。更にリードが広がる。(17-34)

 

 その後は両者ともディフェンスが踏ん張り得点を与えない。4Qに入り慶応大のパスをDB #22熊谷がインターセプト。筑波大オフェンスが追撃のチャンスを得る。敵陣35ydまで攻め込むが、プレーアクションパスを狙ったQB #10静谷がサックされ、痛恨のファンブル。筑波大は攻撃権を失う。

 

 筑波大ディフェンスもゲインを許さずに4th downに持ち込む。しかし、またしてもパワープレーで慶応大がギャンブル成功。疲れの見える筑波大ディフェンスのリアクションが遅れて、立て続けにロングゲインが奪われる。慶応大のTDパスが成功して、得点差が広がる。(17-40)

 

 続けて慶応大は左右に散らした攻撃で筑波陣に攻め込み、最後はまたしてもパスでTD。(17-46)

 

 一矢報いたい筑波大はキックリターンでロングゲインをみせて敵陣43ydまで持ち込む。残り30秒の攻撃で果敢にパスに挑むもQBサックされ、インターセプトで試合終了。

 

 前半は、1部リーグの慶応大相手に攻守とも良い動きが見られた。交代選手の少ないなかで選手の懸命なプレーが印象的であった。ファンダメンタルやG前のディフェンスなど課題は多いものの、秋シーズンに向けて期待の持てる試合であった。しかし、選手もスタッフもこの試合内容には満足していない。2部昇格を果たすべく、更なる成長を期待したい。

 

(文責:24期一同)

 

INTERVIEW

 

>>貫井(ぬくい)ディフェンスコーチ

 現状の実力がそのまま出た試合になってしまった。
 相手のプレー自体はベーシックなものほとんどだが、モーションやNO RB体型などを織り交ぜられ、経験の浅い選手には混乱が見られた。
 しかし、直接の敗因はチーム開始当初から取り組んできた走り負けない、当たり負けないという部分にある。試合終盤につれて増えるタックルミス、ロングゲインは最後まで100パーセントの力を出す体力がない証拠である。
 この試合で出た課題と、冬から取り組んできたのに出来ていない課題、この二つを明確にして特に後者に対しては厳しく受け止め、今後の練習に臨みたいと思う。