平成24年9月22日(土)
大井第二球技場 16:50K.O.
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | RESULT |
筑波大学 | 7 | 14 | 7 | 20 | 48 |
亜細亜大学 | 0 | 6 | 0 | 13 |
19 |
Game Report
厳しい残暑も終わり、ようやく秋の気配が感じられてきた中、いよいよ2012年秋季リーグ戦が始まった。
初戦の相手は亜細亜大学。昨年3部Dブロック4位のチームであるが、入替戦に向け一敗もできないExcalibursにとって気を抜けない試合である。
前の試合の影響で5分遅れの16:50亜細亜大のキックオフにより試合開始。 筑波大リタナー#32佐々岡が自陣の37ヤードまで戻す。
筑波大オフェンスの1stシリーズは、ランプレーを止められ、パスも失敗し、3プレーでパントへ。
逆に亜細亜大は1stプレーからパスで20ヤード近くゲイン。一気に筑波大陣内へ。その後もパスプレーを続けるが、連続パス失敗でパントへ。
筑波大2ndシリーズは#10静谷から#5田中へのパスや、#19神川へのランでフレッシュを獲得、敵陣へ攻め込むが、ここで再度ランプレーを止められパントへ。
亜細亜大は続くシリーズで、QBがスクランブルしたところ、ファンブル。これを筑波ディフェンスがリカバリーし攻守交代。筑波大は敵陣からの攻撃となる。
流れをつかみたい筑波大オフェンスは、#7吉岡へのパスや#19神川のランでテンポよく敵陣ゴール前1ヤードへ。最後は#32佐々岡のダイブで今季初タッチダウンを獲得する。(TFP成功7-0)
筑波大キックオフからの亜細亜大のオフェンスはラン、パスであっさりフレッシュを獲得。一気に筑波大陣25ヤードまで攻め込む。
2Qに入り、筑波大ディフェンスが奮起、フィールドゴールへ追い込む。
ここで#7吉岡が亜細亜大のFGをブロック!!会場も大いに盛り上がる。
ディフェンスのビッグプレーで勢いづいた筑波大オフェンスは自陣38ヤードから、#5田中へのロングパスをヒットさせ、一気にタッチダウンを獲得する。(TFP成功14-0)
筑波大ディフェンスも勢いづきたいところだが、続く亜細亜大のシリーズでは、ランプレーで次々にロングゲインを許してしまい、筑波大陣18ヤード付近まで攻め込まれてしまう。何とか4thダウンまで守るも、4thDownギャンブルで一気にTDを許してしまう。(TFP失敗14-6)
悪い流れを断ち切りたい筑波大は、亜細亜大のキックオフを#32佐々岡が好リターン、ハーフウェイライン付近まで戻す。
すると、RB#19神川が中央のダイブプレーから一気に抜け出し、亜細亜大ディフェンスを振り切ってTD獲得。取られて分を取り返す形となる。(TFP成功21-6)
この後はお互い攻めきれず、前半終了となる。
3Qは筑波大のキックオフで開始。
亜細亜大は自陣からパスを続けて成功させ、一気に筑波大陣15ヤードまで攻め込む。しかし、1点も与えたくない筑波大ディフェンスが奮起、4thDownギャンブルを止め、攻守交代。
筑波大オフェンスは自陣8ヤードから。ランで攻め、3rdDown6からのダイブプレーで#19神川が再び独走。俊足を飛ばし、今日2本目となる88ヤードのTDラン。(TFP成功28-6)
このあと、亜細亜大、筑波大ともに攻めきれず、パントの蹴り合いとなる。
ここで3Q終了。
4Qに入り、筑波大のオフェンスは敵陣40ヤードから。
今日好調の#19神川のランで敵陣20ヤードまで攻め込み、最後は#5田中への今日2本目のタッチダウンパスが通り、亜細亜大を突き放す。(TFP成功35-6)
点差が開いてきて、しっかり止めたいところだが、筑波大ディフェンスがピリッとしない。
亜細亜大のランやパスで次々にロングゲインを許し、筑波大陣8ヤードまで攻め込まれてしまう。そして最後はランプレーでTDを許してしまう。(TFP成功35-13)
続く亜細亜大のキックオフは、オンサイドキック。OBになったため、好ポジションからの筑波大オフェンス。
ランで攻め、敵陣30ヤードからQB#10静谷が走り切りTD獲得。(TFP成功42-13)
筑波大のキックオフで、亜細亜大のリタナーがボールをファンブル。亜細亜大がリカバリーするも、亜細亜大は自陣7ヤードからのオフェンス。ここで亜細亜大はランプレーをするもファンブル、筑波大がリカバリー。
筑波大は敵陣ゴール前6ヤードからのオフェンス。絶好のポジションから、RB#32佐々岡が今日2本目のTD獲得。
続くTFPで筑波大がディレイ・オブ・ザ・ゲーム。5ヤード罰退後のキックを外してしまう。(TFP失敗48-13)
4Q終盤、亜細亜大のシリーズは自陣20ヤードから。ここからパスやQBスクランブルでロングゲインを重ね、筑波大陣内へ。TDを狙ったパスで、筑波大がパスインターフェアの反則。筑波大陣10ヤードとなり、最後はパスで今日三本目のTDを奪われてしまう。(2ポイントコンバージョン失敗42-19)
続く亜細亜大のキックオフはまたオンサイドキック。これを亜細亜大が押さえ、再び亜細亜大の攻撃。これを筑波大ディフェンスが止めたところで試合終了となる。(最終スコア42-13)
秋季の初戦を勝利したことはよかった。
しかし、オフェンスはもっと点を取れた印象あるし、ディフェンスは一発ロングゲインを取られすぎた印象がある。
また、入替戦に向け一敗もできない状況にも関わらす、反則も多く、キックのミスも見られた。パントフォーメーションからのランプレーやオンサイドキックを決められるなど、1点を争う勝負になったときに、果たしてこのままでいいのかと感じられた。
入替戦まで、気を抜かずに頑張ってほしい。
(文責:24期一同)