VS国際基督教大学apostles 2012秋季リーグ戦

平成24年11月4日(日)

国際基督教大学 三鷹Gr. 13:45K.O.

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q RESULT
筑波大学 3

14

0

7

24
国際基督教大学  14 0 20

41

 

 


 Game Report

 

 ここまで3戦全勝で迎えたExcaiburs。2012年秋季リーグ戦の第4戦目の相手は、ここまで2勝1敗の国際基督教大学(以下 ICU)。今日は相手のホームグランドでのアウェー戦であったが、たくさんのOBや父兄、さらには筑波大応援団とチアリーディングが駆けつけてくれた。

 すでに1敗しているICUは今日負けると入れ替え戦出場の可能性がなくなるため、死にもの狂いで挑んでくるのは必至で、ハードな試合展開になることが予想された。

 

 試合はICUのキックオフで開始。筑波のファーストシリーズはWR#7吉岡へのパスで1stダウンを更新するも、QBサックを受けパントへ。

 ICUのファーストシリーズ、1プレー目のランプレーでキャリアーがファンブル。これを筑波がリカバリー、いきなりのターンオーバーとなった。

 敵陣27ヤードと好ポジションからの筑波の攻撃。RB#19神川のランでレッドゾーンに入るも、パスが立て続けに失敗しFGへ。これをしっかり決めて先制点を挙げる。(3-0)

 

 筑波のキックオフをICUが好リターン。ICUは敵陣45yd付近から攻撃開始。このシリーズ、筑波ディフェンスが踏ん張りきれず、パスやランで連続1stダウンを許してしまう。筑波ゴール前10ydまで攻め込まれてしまうが、ここで何とか3プレー止め、FGへ。しかしここでICUがスペシャルプレー。スナップしたボールをホルダーが前方のプレーヤーにピッチ、そのままエンドゾーンに入りTDとなる。意表をつかれたプレーで逆転を許してしまう。(TFP成功 3-7)

 

 続く筑波オフェンスは自陣31ヤードから。早く追いつきたいところだが、3rd‐1ydからのパスをインターセプトされてしまう。

 

 悪い流れを断ち切りたいところで、筑波ディフェンスが奮起。1stダウンを許さずにパントへ。これをリターナー#32佐々岡が好リターン。一気に敵陣24ヤードまで返す。

 絶好のポジションからの筑波オフェンス。逆転TDを狙いたいところだが、ランプレーが止められ6ヤードを残し4thダウンへ。ここでギャンブルを試みパスを成功させるも、フレッシュラインへ届かず攻守交代。

 

 2Qに入り、お互いパントの蹴り合いとなる。筑波のパントが好パントとなり、ICUは自陣8ヤードから。ここでICUのショートパスをDL#52松木がインターセプト。リターンタッチダウンと思われたが、ゴール前1ydでタックルされる。

 筑波オフェンスはゴール前1ydから、QB#7静谷がエンドゾーンへ駆け込み逆転TDをあげる。(TFP成功 10-7)

 

 続くICUオフェンスは自陣33ydから。ここでランプレーでロングゲインを許してしまい、一気に筑波ゴール前10ydまで運ばれてしまう。続くパスでTDを許してしまい、再び逆転されてしまう。(TFP成功 10-14)

 

 続くキックオフで、ICUはオンサイドキックを成功させ、再び攻撃権を獲得。ICU自陣45ydからの攻撃で、またスペシャルプレーを選択。オフェンスラインの後ろにバックスの選手が固まり、誰がボールを持っているのか分からなくなるプレーで筑波ディフェンスを混乱させ、抜け出したキャリアーが一気にエンドゾーンまで走り切りTD。(TFP成功 10-21)

 

 2Q残り1:30、前半終了までに一本とっておきたい筑波オフェンスは、自陣29ヤードから。

  ここで筑波はWR#5田中、TE#18斉藤、WR#7吉岡へのパスを連続で決め、ICUゴール前20ydまで攻め込む。さらにRB#1高橋のランプレーでゴール前1ydに迫る。最後はQB#7静谷がエンドゾーンに飛び込みTD。いい形で前半を終えることができた。(TFP成功 17-21)

 

 3Qは筑波のキックオフでスタート。

 ICUオフェンスは自陣42yd付近からの1プレー目でパスを選択。これをLB#12佐藤がインターセプト、ICU陣30ヤード付近までリターンする。

 後半いきなりのビッグプレーで流れを呼び込みたい筑波大オフェンスだが、QBサックやロスタックルで大きく後退してしまい、3プレーでパントへ。

 3Qはこの後、お互いにパス失敗や反則でフレッシュを獲得できず、パントの 蹴り合いが続く。

 ※この間ICUは、ほぼ1プレー毎に負傷者(地面に倒れこむプレーヤー)が出て、その都度担架で運ばれるため、試合が中断するという場面がありました。選手が少ないICUが体力温存のためにやっているのでは?という声が観客席から上がりました。(ちなみに4Qに入ってからは倒れこむ選手はほとんどいませんでした。)

 

 4Qに入り、試合が再び動き出す。

 筑波は4thダウン3ydでパントへ。ここでスペシャルプレーでギャンブルを仕掛けるも、失敗。攻守交代となる。

 ICUは自陣32ydからのオフェンス。ここでDBの裏をついたWRへのパスが決まり、ロングゲイン。一気に筑波ゴール前4ydへ。

 ここであっさりTDパスが決まり、点差を広げられてしまう。(TFP失敗 17-27)

 

 早く追いつきたい筑波大であるが、続くキックオフでICUに再びオンサイドキックを成功されてしまう。2Qで見せたオンサイドキックとは違い、キッカーが一度蹴ると見せかけ、逆サイドに蹴るというキックであった。

 調子に乗ったICUは再び1プレー目でバックス陣が一塊になるスペシャルプレー

を展開。これは筑波ディフェンスが落ち着いて止める。

 4thダウン10ydとなりICUはパントを蹴ってくると見せかけ、ここでまたまたスペシャルプレー。近くでスナップを受けたプレーヤーが前方にショートパスを成功させ、1stダウンを獲得。さらにその後パスプレーでロングゲインを許し筑波ゴール前12ヤードへ。ここでラン1プレーであっさりTDを許してしまう。(TFP成功 17-34)

 

 続くキックオフをICUはまたオンサイドキック。これは筑波がカバーし、好ポジションからの攻撃となる。

 時間がない筑波オフェンスは敵陣40ヤードからWR#5田中へのパスがヒット。TDで10点差に追い上げる。(TFP成功 24-34)

 

 続くキックオフで筑波はオンサイドキックを試みるも失敗。逆にICUにパス・ランで攻め込まれ筑波ゴール前7ydへ。何とか踏ん張りたいところだが、パスでTDを取られてしまう。(TFP成功 24-41)

 

 残り時間もわずかとなり、筑波オフェンスはパスで攻めるも、ここでタイムオーバー。17点差での敗戦となってしまった。

 スペシャルプレーを次々に決められ、オンサイドキックを2回も決められ、後半はほとんどオフェンスが活躍する場面は無いなど、フラストレーションの溜まる試合であった。

 

 感想としては、試合を通して勝利に対する執念の差を感じた。負けた瞬間にシーズンが終わるICUに対し、筑波の勝利への執念を感じることができなかった。ICUという大学のイメージとは違って、泥臭く・狡猾な戦術に翻弄された試合であった。

 サイドラインの雰囲気も、圧倒的にICUのほうが上回っており、4Qには集中力が切れてしまった印象を受けた。

 また、スペシャルプレーやオンサイドキックへの対処、アンバランス体型や時折見せたノーハドルオフェンスへの対応の遅さなど、チームとして未熟な部分も多く見られた。

 

 試合後、同じ3部Cブロックの東京農工大が亜細亜大と引き分けたとの情報が入った。よって筑波の入替戦出場するためには、「東京農工大戦に勝利」かつ「ICUが現在全敗中の高千穂大学に負ける」という非常に厳しい条件となった。

 

 今年入替戦に出場できないということは、今の3年生は来年も3部で戦うということ。今の2年生はいくら頑張っても1部でプレーすることができないということ。この厳しい現実を現役選手にわかってもらいたい。

 

 

(文責:24期一同)